BitMEX(ビットメックス)のボリンジャーバンド3種設定方法|3つのパターンや注意点も紹介

ビットメックスのボリンジャーバンド
魔王
ボリンジャーバンドってどんなテクニカルツールなの?
すらいぬ
統計に基づいてて、高い確率で収束する値が一目でわかるツールだよ!

BitMEX(ビットメックス)は気軽に登録でき、ビットコインFXをBitMEXで始めた人も多いでしょう。

チャートを確認して利益や損益を出しながら取引の方法を覚えたら、次はテクニカル分析の使い方を理解する番です。

今回はテクニカル分析の中でも「ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)」を紹介するので、うまく活用してポジションを建てる目安にしてみてください。

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ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)とは

BitMEX(ビットメックス)のボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは1980年代前半にジョン・A・ボリンジャーが考案したテクニカル分析の手法です。

同じくテクニカル分析のひとつである「移動平均線」に、統計学の「標準偏差」の考え方を取り入れています。

標準偏差とは
標準偏差とは分かりやすく言えば「平均からどのくらい離れているかの平均」を示すもの。例をあげると、大学受験などで使う「学力偏差値」も標準偏差を使い学力平均を50.0とし、そこからどれくらい離れているかを示している。

それと同様に終値の平均である移動平均線に標準偏差を取り入れることで、価格の推移する範囲を確率的に求めることができます。

ボリンジャーバンドでは移動平均線の上下に±1σ、±2σ、±3σという3種類のラインを引きます。

「σ」は「シグマ」と読みます。統計学では標準偏差を表す記号で、数学では可算和やパウリ行列を、構造力学では応力度を表します。

そしてそれぞれのラインの中で価格が推移する確率が以下のようになっています。

ボリンジャーバンド推移する確率
±1σライン68.27%
±2σライン95.45%
±3σライン99.73%

1σでは確率上3度に1度はラインを越える計算なのであまり当てになりません。

3σでは範囲が広くなり過ぎ、レンジの近くまでチャートが触れるケースが少なくなるため転換点を逃す恐れがあります。

そのためボリンジャーバンドでは±2σラインで運用されることが多いです

たとえば相場が±2σラインを下回っていると「売られ過ぎ」で、価格が上昇する可能性が高くなります。

反対に±2σラインを上回っていれば「買われ過ぎ」で価格が下落する可能性が高くなります。

ボリンジャーバンドを設定することで価格の変わり目を推測しやすくなります。

亜種①:ボリンジャーバンド%B(Bollinger Bands %B)とは

BitMEX(ビットメックス)のボリンジャーバンド%B

売られ過ぎ、買われ過ぎを示すグラフとしては「ボリンジャーバンド%B」もあります。

ボリンジャーバンドと合わせて価格の反発するタイミングを測るのに役立ちます。

マイナスσのラインを0.0%、プラスσのラインを1.0%とし、ロウソク足の終値が何%にあるかを示すものです。

0.0%を下回れば売られ過ぎ、1.0%を上回れば買われ過ぎとなります。

亜種②:ボリンジャーバンド幅(Bollinger Bands Width)とは

BitMEX(ビットメックス)のボリンジャーバンド幅

ボリンジャーバンドでは価格がバンドに収まるかに加え、バンドの幅も確認しなければなりません。

ボリンジャーバンド幅を使うことで、バンドの最大値(ボージ)を簡単に知ることができるようになります。

最大値を知ることでバンド幅の変化もより鮮明に視覚化され、価格の推移を予測しやすくなります。

BitMEX(ビットメックス)でのボリンジャーバンド設定方法

BitMEXはTradingViewというチャートを採用しています。

TradingViewには無料で使えるテクニカル分析ツールが数多く用意されており、その中にボリンジャーバンドもあります。

BitMEXでボリンジャーバンドを設定するにはログインした後、チャートの右上にある矢印を選択して画面を拡大します。

BitMEXビットメックス)のチャート拡大画面

そしてチャート画面上部にあるグラフのマークを選択することでテクニカル分析ツールを設定できます。

BitMEXビットメックス)のインジゲーター選択画面

見つからないときは「bb」などと検索すると出てきます。

ボリンジャーバンドに関する分析ツールには以下のものが用意されています。

  • ボリンジャーバンド
  • ボリンジャーバンド%B
  • ボリンジャーバンド幅

ボリンジャーバンドは初期設定で移動平均線の間隔が20日、倍率が2σとなっています。

チャート上の「BB」からフォーマットを選ぶことで倍率や線の色、太さなどを設定できるので使いやすいようにしてください。

一度設定したチャートはログアウトすると消えてしまうので、設定の保存を忘れないようにします。

ボリンジャーバンドを使いこなすコツ

ボリンジャーバンドは価格がバンドを超えたときに値動きとは逆に張る「逆張り」が使い方として最も一般的です。

またバンドを越えたまま価格が推移したときにトレンドが転換したと捉え、値動き通りに張る「順張り」も使われます。

ですがそれだけではボリンジャーバンドを充分に使いこなせているとは言えません。

価格がバンドを越えるかだけでなく、バンドと価格がどんな動きをするかにも注目をしたほうがいいのです。

バンドと価格の動き方には3つのパターンがあります。

  • スクイーズ
  • エクスパンション
  • バンドウォーク

ボリンジャーバンドを使いこなすために、それぞれの特徴を見ていきましょう。

戦略①:スクイーズ

ボリンジャーバンドのスクイーズ

スクイーズは英語で「絞る」という意味の通り、値動きが小さくなりバンドの幅も狭くなっている状態です。

価格の変動が小さいので利益を挙げにくく、取引の難しい局面なので、多くの投資家も売買を控えて様子を見ています。

スクイーズが長引くほどこの後に訪れるトレンドの爆発力が増すため、相場から目を離さないようにしてください。

戦略②:エクスパンション

ボリンジャーバンドのエクスパンション

エクスパンションは相場の値動きが大きくなり、バンドの幅が両側に大きく広がった状態です。英語では「拡張」という意味があります。

相場はスクイーズとエクスパンションを繰り返しながら推移し、長いスクイーズの次には大きなエクスパンションが訪れます。

スクイーズの後、バンドが開き始めて上昇トレンドを感じたときは有力な買いのサインが出ていると言っていいでしょう。

エクスパンションを見るときには必ずプラスとマイナス、両側のラインが開いていることを確認してください。

片方しか開いていないときにはエクスパンションとは呼ばず、相場も安定しないことが多いです。

戦略③:バンドウォーク

ボリンジャーバンドのバンドウォーク

バンドウォークはエクスパンションが訪れた後、ボリンジャーバンドの2σライン上を通るように価格が推移する状態を言います。

文字通り価格がバンド上を「歩く」ように見えるこの状態は強いトレンドを持っています。

そのためバンドウォークはしばらくはそのまま推移します。

しかし先にも述べたように、2σライン近辺で推移するときは売られ過ぎ、買われ過ぎによる価格の反発を招きます。

チャートがバンドウォークの状態となったときは、バンドウォークを外れるポイントを逃さないように注意をしてください。

ボリンジャーバンドの注意点

ボリンジャーバンドは統計学を活用したテクニカル分析の手法であり、うまく使いこなせば取引の大きな参考になります。

ですがもちろん完全な方法ではなく、注意すべき点もあります。

使い方を誤れば収益を損ねる可能性もあるので、しっかりとリスクをおさえておきましょう。

逆張りはリスクが高い

ボリンジャーバンドは一般的にバンドを越えたときを基準に逆張りか順張りを選ぶのが一般的です。

逆張りと順張りはこのような関係となっています。

逆張り順張り
売買サイン多い少ない
収益小さい大きい

このとき注意しておきたいのが、逆張りトレードの有するリスクです。

相場がバンドを外れたとき、バンド内に反転すると予測して逆張りをするのですが、往々にして戻らないことも多いです。

そうなるとトレンドが加速した分だけ損をしてしまいます。

ボリンジャーバンドを考案したジョン・A・ボリンジャーもボリンジャーバンドは順張りで使う指標だと明言しています

ボリンジャーバンドは順張りでこそ真価を発揮するものなのです。

順張りはレンジ相場と相性が悪い

ですが逆張りがまるでダメということはありません。

ボリンジャーバンドの順張りが大きな利益を挙げられるのは、トレンドに乗ることができるためです。

そのため相場全体が一定の範囲で移動を繰り返すレンジ相場とは利益を期待しにくく、相性がよくありません。

反対にレンジ相場では相場がバンド内に戻る95%に賭ける逆張りのほうが確実に利益を挙げられるでしょう。

ボリンジャーバンドで大切なのは順張りと逆張りを併用することと言えます。

【さいごに】BitMEX(ビットメックス)のボリンジャーバンド(Bollinger Bands)まとめ

今回はBitMEXで使えるテクニカル分析の中から「ボリンジャーバンド」について紹介しました。

まとめ
  • ボリンジャーバンドは移動平均線に標準偏差を取り入れたラインをチャートに描くテクニカル分析の手法である。
  • ボリンジャーバンドではスクイーズとエクスパンションという動きを繰り返すので、トレンドの始まりを見逃さないようにする。
  • 逆張りはトレンド相場でのリスクが大きく、順張りはレンジ相場と相性が悪いため併用することが大切となる。

ボリンジャーバンドはバンドを設定するだけでなく、考え方も把握しておくことで大きな利益を出すことへつながります。

ですがより価格の推移を正確に把握するにはボリンジャーバンドだけではなく、複数の分析ツールを活用することが大事なので覚えておきましょう。

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